看護師が治験コーディネーター(CRC)への転身を考える場合、転職先を探す際のポイントを掴んでおく必要があります。未経験の業界でミスマッチが起きると、その先のキャリアに大きな影響が及ぶため、ぜひ頭に入れておきましょう。
1つ目にやってほしいのが、転職希望先のCRCの中に元看護師がいるかを知ること。なぜなら、その割合が高ければ、同じ元看護師として職場に馴染みやすく、困ったときに相談に乗ってもらいやすいためです。また、看護師出身のスタッフが多いということは、今までの看護経験や知識を活かして仕事ができる職場だと考えられるでしょう。
2つ目は、自分の経験・知識を最大限に発揮できる現場かどうかを調べること。治験と一口に言っても、医療機関によって担当する分野には違いがあります。脳外科は担当していても、消化器に関する治験は実施していないなど、それぞれ得意分野があるのです。そのため、自分が今まで働いてきた診療科の知識を生かしたいと考えている場合には、転職希望先がその分野を得意としているかどうかを確認する必要があります。
3つめは、教育制度を調べることです。GRPの研修、定期的な症例検討会、勉強会など、しっかりとした教育が実施されている場所がベストです。看護師からCRCになる場合、完全な未経験者であるため、新人から独り立ちするまでの研修・教育が重要な要となります。ぜひ面接の際には、新人の研修期間や教育活動を聞いておきましょう。